エンジン不調とチャージランプ点灯

今回、エンジン不調でお預かりしたアトレーは、アイドリングで1気筒が動いていない感じだったので、1番から3番までのイグニッションコイルの接続カプラーをアイドリングで順次脱着して変化が無いかを調べました。

点検をすると2番のカプラーを外してもアイドリングの変化が無かったので、イグニッションコイルかスパークプラグが原因かを調べるために、2番と3番のイグニッションコイルを交換して点検すると今度は、3番が失火していた為、元々2番に着いていたコイルが原因と解りました。

お客さんにご連絡をし、今後今生きている2本のイグニッションコイルもいずれダメになる可能性があるとお話しさせて頂き、3本のイグニッションコイルとスパークプラグの交換のご了承を頂きました。

交換後は、アイドリングも問題ないことと、試乗でエンジンの吹き上がりやダイアグが入っていないことを確認しお客さんに無事にお渡し出来ました。

続いて、ベリーサのお客さんから運転中にバッテリーの表示が出るから点検してほしいとご依頼を受け、点検をしてみるとエアコンを掛けると発電量が足りなくなり、チャージランプの点灯が確認出来ました。

お客さんに原因がオルタネーターであることと交換した時の総額をお伝えし、ご了承を頂き、交換作業に入りました。

この車のオルタネーターは、フロントバンパーと右のヘッドライトユニットを外さないと抜け出せない為、2つをまず取り外し、その後、ファンベルトとオルタネーターのB端子、カプラー固定ボルトを外して抜き出しました。

取付は、取り外しの逆を行い、発生電圧やエアコンON時のチャージランプが点灯しないかまた、試乗を行い問題が無かった為、作業を終了しました。